どーも、たーにーです。
最近、SNSでバンコクのある寺院が人気急上昇しています。
バンコクの三大寺院(ワットポー・ワットプラケオ・ワットアルン)とは違った幻想的な空間が魅力の「ワットパクナム」という寺院です。
比較的アクセスもしやすくエメラルド色に輝く幻想的な空間は本当に美しく、写真越しでも美しいことからSNSで話題となり日本人観光客が多く訪れる話題のスポットとなっています。
目次
ワットパクナムとは
ワットパクナムはバンコクのトンブリーという地区にある仏教寺院です。
大仏塔の5階にあるエメラルドの仏塔と天井画がプラネタリウムのような幻想的な空間を作り出していて、まるで異空間にいるかのような体験をすることができます。
その美しさからSNSで話題になり今ではたくさんの観光客が訪れていますが、観光名所というよりは地元の人たちが日常的に祈りをする場所です。
お寺の歴史は古いですが、多くの観光客がお目当てとするエメラルドの仏塔ときれいな天井画がある大仏塔はタイ国王陛下と王妃陛下の生誕72年の記念として総工費約20億円をかけて2012年に完成した比較的新しいものです。
大仏塔内にはSNSで話題になっている場所以外にも博物館や儀式が行われるための場所などもあります。
ワットパクナムへの行き方
ワットパクナムへはBTSタラートプルー駅かMRTバーンパイ駅からアクセスするのが最適です。
BTSタラートプルー駅から行く
BTS(スカイトレイン)に乗っていく場合はタラートプルー(Talat Phlu)駅から行くのがおススメです。
タラートプルー駅の場所はこちら
まず、駅についたら②番出口から出てください。
ここからワットパクナムへの交通手段は、
・ソンテウ(乗り合いバス)
・タクシー
・バイクタクシー
・トゥクトゥク
の4つがあります。
①ソンテウ(乗り合いバス)
ソンテウに乗るには2番出口の場所で待機します。
こんな感じの赤色のソンテウがきますので、車が止まったら後ろに乗り込みましょう。

座る場所がなくても立ったまま乗ることができます。
こんな感じで、一番後ろのスペースもたって乗車することができるので、タイらしさをより感じたい人はチャレンジしてみてください。

ここに付いたらおります。
料金は降りたときに運転手さんに払いましょう。一人8バーツです。
地図はこちら
②タクシー
タクシーで行く場合は走行中のタクシーを捕まえて「ワットパクナム」と言えば伝わります。
料金は60バーツもいかないぐらいでつくと思います。
③バイクタクシー
バイクタクシーの場合も2番出口の下で待機しているバイクタクシー運転手がいるので「ワットパクナム」とだけ言えば伝わります。
大変申し訳ないことに料金を確認していなかったです。
まっとうな価格であれば、60バーツくらいで行ってくれると思いますが観光地ということや観光客価格として値段が跳ね上がる可能性はあります。

④トゥクトゥク
こちらも走っているのを捕まえて「ワットパクナム」と伝えればOKです。
こちらも料金確認できていませんが100~150バーツ程度だと思います。
すべての乗り物共通
着いたらこんな感じの案内図があるので、あとはそれを追いかけていけばたどり着くことができます。
MRTバーンパイ駅から行く
MRT(地下鉄)から行く場合はバーンパイ(Bang Phai)駅が最寄り駅になります。
地図はこちら
こちらからアクセスする場合は徒歩でのアクセスがおススメです。
2019年の9月に延伸したばかりなので駅構内はとてもきれいですが、ワットパクナムまでの道中はローカルな雰囲気で活気のある感じではないので、少しでも不安を感じる方はBTSを利用した方がいいかもしれません。
ワットパクナムの大仏塔の中
多くの観光客が目当てとする大仏塔は全部で5階のフロアがあり、天井画がきれいなフロアは最上階の5Fにあります。
ほとんどの観光客の方は、他のフロアは全く見ずに5階まで直行しますが、他のフロアも魅力的なので軽く紹介しますね。
※大仏塔は土足厳禁なので入口で靴を脱ぐようにしてくださいね。
1F:タイの芸術や文化遺産
1Fフロアはタイの芸術や文化遺産を展示しています。
タイの歴史を感じられる展示物がたくさん置いてあって、歴史などが分からなくても見るだけで十分楽しむことが出来ました。
2F:儀式や行事などに使う空間
2Fフロアは儀式や行事などを行う時に使われるフロアのようです。
ゆっくり鑑賞できるものはありませんが、きれいに並べられた椅子と日本とは全く違った迫力のある式場の雰囲気は圧巻。
3F:博物館
3Fフロアは小物などを展示していました。
個人的にすごくワクワクしたのが、このたくさんのステッキです。
ステッキ一つ一つに個性があって、昔の地位の高い人たちがこだわりや想いを持って作り、さらにこの杖で生活していたと考えると色々な光景が浮かんできました。
ただの私の想像ですが…笑
4F:黄金像の展示
4Fは1916~1956年に住職を勤めタマカーイ式瞑想のメソッドを生み出した、ルアン・ポーソッド僧正の黄金像が展示されています。
タイではとても人気の高い僧侶の一人らしいです。

5F:エメラルド仏塔と天井画
でました。
上がってきた瞬間から、まさに異次元という言葉がふさわしい。
天井に描かれた絵は菩提樹の下で悟りを開く釈迦と瞑想を妨げにきたマーラが描かれています。
中央にあるエメラルド色の仏塔は1cmの厚さのガラスを800枚積み上げて作られているそうです。
パヤナークはこの仏塔の周りに80頭もいるそうです。本当に美しい。

ワットパクナムを訪れる際の注意点
ワットパクナムで服装のチェックなどは今のところ行われていません。
しかし、私たち日本人はお邪魔させていただいている立場なので、タイの常識として露出が多い、袖のない服装や膝がでる服装は控えましょう。
また、建物内やお祈りの場では帽子やサングラスは外すようにしてください。
ワットパクナムでは靴に関してのルールはないのでサンダルでの参拝は問題ありません。
マナーの悪い日本人
ワットパクナムを訪れる観光客はほとんどが日本人です。
世界的にマナーがいいと評価されている日本人ですが、現地の人たちの間では日本人の参拝のマナーが良くないと言われています。
本人たちに悪気はないと思いますが、エメラルドの仏塔にはブッダの骨が祀っているので中央に向けて足を伸ばすのはNGですし、大きな声を出したり、床に寝そべって写真を撮ったりするのもダメです。
お寺を観光客でも参拝できるように解放してくれていますが、タイ人からすると神聖な祈りの大切な場所です。
日本ではない異国だということをしっかり自覚して参拝のマナーの知識も最低限把握して失礼のないように観光したいですね。
さいごに
ワットパクナムはBTSやMRTからもとても近くてとてもアクセスしやすい場所にあります。
天井画とエメラルドの仏塔は本当にきれいでまるで異空間。
バンコクの三大寺院とも比較的近くの場所にある、とてもおススメできるスポットです。
行かれる方は、大切な祈りの場所だということを自覚して、失礼がないように観光してくださいね。
情報
名称:ワットパクナム(Wat Paknam)
タイ語:วัดปากน้ำ ภาษีเจริญ(ワット・パクナム パーシーチャルーン)
営業時間:08:00-18:00
参拝料:無料
定休日:なし
場所:Soi Pak Nam, Thoet Thai Road | Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160, Thailand
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