どーも、たーにーです。
タイといえば暖かい気候でおおらかな人が多くて日本人の感覚からするとビックリしてしまうようなことも多々ありますよね。
そんなタイらしさを象徴するスポットの一つに「メークロン市場」があります。
列車通過直前まで線路の上には野菜や果物が並び、アナウンスと同時にテントをたたみ、目の前ギリギリを列車が通過していくんです。
今回は、そんな日本のテレビにも度々紹介されているスポットを紹介していきます。
目次
メークロン市場とは

メークロン市場はサムットソンクラーム県にあるもっとも人気な観光地で、市場がメークロン駅の目の前にあることから「メークロン市場」という名前がついているようです。
列車が通過する時間になると一斉にテントの屋根をたたみ、列車はたたまれたテントとすれすれの距離で通過していきます。
タイ人の間では傘を閉じる市場という意味の「タラート・ロム・フップ」という呼び名で呼ばれています。
日本人からしても珍しい光景で観光地として人気ですが、欧米からの観光客でも賑わうスポットです。
メークロン市場への行き方
メークロン市場はサムットソンクラーム県のメークロン駅前にあります。
地図はこちら
バンコクからのアクセス方法も様々です。
列車で行く
列車で行く場合は乗り換えなどがあり、少し難しく感じてしまうかもしれませんがそれほど難易度は高くありません。
順番をまとめると、
1.BTSウォンウェイ・ヤイ駅から徒歩10分の国鉄ウォンウェイ・ヤイ駅に行く
2.国鉄ウォンウェイ・ヤイ駅からマハーチャイ駅に行く
3.マハーチャイ駅近くのマハーチャイ埠頭から渡し船にのり対岸に渡る。
4.対岸にあるバーレーン駅からメークロン駅行きの列車に乗る
という感じです。
メークロン市場から返ってくるときは逆の工程を繰り返せばバンコクに返ってこれます。
しかも、スタバで一杯のコーヒーを飲むより安い値段で往復出来てしまうんです。
あまり、海外に慣れていない人は少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、時間と気持ちに余裕がある人はぜひ列車で行ってみてください。

ロットゥーで行く
ロットゥーはトヨタのハイエースなどに最大で12人ほどが乗る乗り合いバスのことです。
バンコクから少し田舎に行ったりするときによく使われています。
・ヴィクトリーモミュメント
・モーチット・バスターミナル
・旧南バスターミナル
などから乗ることができます。
料金も100バーツ以内で行くことができるので、ローカルな移動手段が好きな方やあまり移動にお金をかけたくない方におススメの移動手段です。
タクシーで行く
観光でタイに遊びに来ている人たちからすると、一番簡単で手っ取り速い方法かもしれません。
まずは、
1.メークロン市場まで行ってくれるか?
2.料金はいくらで行ってくれるか?
上記の2つを確認する必要があります。
タイ人にメークロンマーケットと言っても通じない可能性がありますのでその場合は
「ตลาดร่มหุบแม่กลอง สมุทรสาคร」
こちらを見せて見てください。
読みは「タラート・ロム・フップ・メークロン サムットソンクラーム」です。
料金は往復で2,000バーツも支払えば快く行ってくれるでしょう。

ツアーで行く
自力で行くのが不安だったり、難しいことは考えずにとりあえず市場ギリギリを通過する列車が見れたらそれでいい!
という人はツアーを使うのがおススメです。
日本語のガイドもついていて、近くの水上マーケットも同日に観光できるプランなどもあります。
料金もそれほど高額ではありませんので、選択肢の一つとして考えてみてください。
車で行く
バンコクから90kmほどしか離れていないので、車がある方はこの方法が一番楽だと思います。
車で行くことでメークロン市場の近くにある他の観光地も一緒に回ることができて、自由な予定を組んで観光することができます。
また、車で行く場合は近くの立体駐車場に車を止めて市場まで歩いていくのがおススメです。
場所はこちら
大変申し訳ないことに料金表の写真を撮り忘れてしまいました。
私が支払った金額は10バーツです。
タイ人の書き込みによると最初の3時間は1時間で10バーツ。
その後は1時間あたり20バーツ加算づつ加算されるそうです。

メークロン市場の見どころ
メークロン市場の見どころは何といっても、線路の上に置かれた市場の商品。
そして、列車が来るとテント屋根をたたんで商品は列車にあたらない絶妙な場所に移動する様です。
そのギリギリ具合が完全に度を越しているんです。。
これはちょっとギリギリ過ぎです。
この距離感を女性にやってしまうと完璧にお捕まりになるレベルです(笑)
列車の時速は20kmほどで凄く速いわけではありませんが、十分危険です。
お子さんなどを連れていかれる際は、もしものことがないようにしっかり安全を確保して楽しんでくださいね。
初めての体験にテンションをあげる観光客がいる一方で、市場の人たちは列車が通過すると何事もなかったかのように、せっせとテントを広げて商品を元の場所戻してる光景も面白かったです。
ここで、たーにー気になって市場のおじさんにちょっと質問しました。



即答でした(笑)
そんなことを言いながらめっちゃ明るいタイ人愛してる。
メークロンは終点の駅なので、列車が停車中に行けば記念撮影することもできます。
ただ、出発時間ギリギリまで撮影していると、市場を通過する列車をベストポジションで見れなくなってしまうので、出発時間が近づいたら市場の中に入って行って自分のベストポジションを確保してくださいね。
動画
私が実際に行った時の動画です。
列車が通過するタイミング
列車が通過するのを見ることができるのは1日で8回だけです。
メークロン発 | メークロン到着 |
---|---|
6:20 | 8:30 |
9:00 | 11:10 |
11:30 | 14:30 |
15:30 | 17:40 |
上記以外の時間だと列車が通過する光景を見ることができないので、行く前にしっかり時間を想定して行った方がいいですね。
市場をゆっくり見て回っても、せいぜい30分程度です。近場に数時間過ごせるような場所も私の感覚的にはありませんでした。

メークロン市場で売られている物
メークロン市場は列車で有名になっていますが、名前の通り市場なので色々売っています。
線路沿いというか線路の上にはタイ昔ながらのアイスが売っていました。
ズバリ一本5バーツです。
市場の中はほとんど撤収されていました。
これだけ観光客の多い市場ですが、売られている商品は地元民に向けた物が多くて、お土産物や雑貨などはあまりありませんでした。
サムットソンクラーム県で採れた海の幸を多く扱っているみたいです。
市場のおばちゃんと話していたら、すごい上目遣いが可愛すぎてイカを買ってしまいました。
おばちゃんが左手に持っている量で160バーツです、、安い(笑)

さいごに
以上、線路上に市場があるメークロン市場についてまとめました。
バンコクからメークロン市場までは渋滞がなければ1時間30分ほどで行くことができる、手軽にいける観光地の一つです。
テレビの画面で見ていた光景を実際に自分の目で見たときの高揚感は大きかったです。
メークロン市場の観光はそれほど時間はかかりませんので他の観光地と合わせて回ることをおススメします。
情報
名称:メークロン市場(Maeklong Market)
タイ語:ตลาดร่มหุบ(タラート ロムフップ)
営業時間:06:00-16:00
料金:無料
定休日:なし
住所:Maeklong, Samut Songkram
Googleマップで開く

