低価格で旅行するのにLCC(格安航空会社)はなくてはならない存在ですよね。
しかし、LCC利用者の間で嘆かれる問題が手荷物重量オーバーによる追加料金。
基本的にLCCは手荷物の重量オーバーに厳しいですが、その中でもピーチは特に厳しい航空会社です。
こちらの記事では、ピーチを利用する際に注意する点や、事前にできる対策などをご紹介していきます。
ピーチの機内持ち込みできる手荷物は7kg
ピーチの機内持ち込みできる手荷物は個数が2個までで、重さが7kgまでです。
チェックインカウンターの前に設置されたこちらでサイズと重さを測定することができます。
個数:合計2個(身の回りのもの+手荷物)
重さ:合計7kgまで
大きさ:3辺の合計が115cm以内
一眼レフカメラなども、身の回りのもの1個として数えられるので注意が必要です。
例えば、「リュックサック」「ショルダーバック」「一眼レフカメラ」を持っていた場合は個数が3個になるのでアウトです。
この場合、一眼レフカメラかショルダーバックをリュックサックの中に詰め込めることができれば個数は2となりOKになります。
要は視覚的に見えるものを2つにすればいいわけです。
しかし、個数制限をクリアしても重さ7kgの制限を超過してしまうと、追加料金を支払うことになってしまいます。
当日の受託手荷物追加はネット予約よりも料金が1,100円も高いんです。
※チェックインをした後に安心して、お土産売り場や免税店で買い物をしてしまうと、搭乗前にもう一度チェックされて、追加料金がかかってしまう場合もあるので注意が必要です。

重量オーバーしない為にできること
7kgという重量制限は意外とすぐに来てしまいます。単純に荷物だけではなくてカバン自体の重さも含まれるのでそれだけで2kgとかいってしまったりします。
これにカメラやパソコンを持ち歩く方はもうほとんど荷物を使える容量がありません。
しかし、必要のないものをしっかり見極められることができれば、追加料金なしで快適に旅行することは可能です。
7kgってほんとに絶妙な重さです。
1泊や2泊ならまだいいですが、3泊となるとパソコンなど必須の人は、持っていかない選択をしなければならないものも出てきます。
そこで、すごく役に立つのがラゲッジチェッカーです。
事前に重さを計っておくことで当日になって荷物超過料金を支払うことを阻止できるようになり、一つ一つ重量を計りながら、「持っていく物」「持って行かないもの」の選択をしていくのにも活躍します。
また、場所を取らないので置き場所に困らないことも大きな利点です。
8kgの荷物を持っていきたいとき
とはいっても受託手荷物を追加する程でもないけど若干、重さがオーバーしてしまうこともありますよね。(受託手荷物があると空港で荷物を待つ時間もかかってしまうし・・・)
そんな時に使える技を紹介します。
技といっても大したことじゃないんですけど。
ズバリ・・・
「たくさん身に着ける」です!笑
カバンは重量を計られるけど、身に着けている物に関しては厳密に制限が決まっていないので、身に着けるだけ身に着ければいいんです。
全てのポケットもフルで活用して詰め込めるだけ詰め込む!
スマホ、財布、モバイルバッテリー、など小さくて多さを稼げる物を身に着けて、それでも重量オーバーしてしまう場合は服を何枚も着こむのもアリですね(笑)
チェックインカウンターだけでなく、搭乗前にも重量確認される場合があるので注意しつつ、飛行機の中に入ってしまえば、あとはリュックの中にしまってしまえば、問題ありません。
チェックイン時と搭乗時にすこーしだけ手間をかければ、贅沢なランチ一食分くらいの費用は浮かせることができるのです。

お土産をたくさん買って帰りたい
行き便ではそんなに荷物はないけど、お土産や買い物をたくさんして帰りたいという方もいらっしゃると思います。
そういう方は、事前に帰り便だけの受託手荷物の追加をしておくことで最安で旅行することができます。
受託手荷物は段ボールなどに入れてパッキングするのもいいですし、行き便で、軽くてかさばらないカバンを一緒に持っていくのも一つの手です
[ソロ・ツーリスト] 折り畳みバッグ スーベニアバッグ46、鍵付き、軽量・丈夫、テフロン加工 46L 38 cm 0.35kg ブラック
こちらのカバンは一例ですが、46Lという容量を持ちながら折りたためて、重さは0.35kgというポテンシャルの高さです。
ただ、保護性には欠けるので壊れやすい物などがある場合は現地でカバンも一緒に購入するか段ボールなどで梱包することをおススメします。
ピーチの受託手荷物は20kg
ピーチの受託手荷物の重量制限は20kgまでで、3辺の和が203cmまでです。
チェックインカウンター前に体重計が設置されています。
国内線 | 1,700円 |
ソウル・釜山線 | 1,900円 |
台北・高雄・香港・バンコク線 | 3,200円 |
上海線 | 4,900円 |
※ネットで事前予約した場合は上記の料金ですが、コネクトセンター/空港カウンターで予約で予約した場合は追加で1,100円がかかります。
さいごに
以上、ピーチの手荷物重量制限について紹介しました。
事前に準備や知識を入れておくだけで、必要のない出費を抑えてその分他のことにお金を使うこともできるようになります。
ルールをしっかり守ったうえで、より快適に自分に最適な旅行ができるようにしたいですね。

